予想番付 令和7年

毎場所の幕内予想番付を公開しています。

同様の例を参考に予想しつつ、近年の傾向や法則性を探ります。


令和7年1月場所

照富士

 

琴櫻

大関

豊昇龍

 

大関

大の里

若元春

関脇

大栄翔

阿炎

小結

若隆景

隆の勝

前1

霧島

熱海富

豪ノ山

翔猿

王鵬

正代

宇良

平戸海

千翔馬

髙安

一山本

宝富士

玉鷲

遠藤

御嶽海

明生

狼雅

翠富士

10

錦木

美ノ海

11

欧翔馬

尊富士

12

湘南海

阿武剋

13

北勝富

琴勝峰

14

金峰山

伯桜鵬

15

北の若

錦富士

16

玉正鳳

17

時疾風

 

幕内昇降

昇進 4〜5

 金峰山、北の若、伯桜鵬

○ 輝

△ 玉正鳳

× 嘉陽

 

陥落 4~5

 武将山、獅子

 朝紅龍、竜電

△  佐田の海

<トピック>

ダブル綱取りも期待

 

 

<ポイント>

1 関脇の東西

西関脇8勝VS東小結10勝

 霧島の陥落で東関脇が空く。西関脇大栄翔が8勝したが、東小結若元春が10勝。東関脇にはどちらが入るか。6年名古屋は優勝した西小結12勝の大の里と、西関脇で10勝の阿炎の比較で、阿炎が東に回った。今回も同じ2勝差だが、若元春は東小結、それぞれ勝ち星は2つ少ない。

 令和3年春に全く同じケースがあり、西関脇隆の勝が8勝、東小結髙安が10勝。空きが出た東関脇には髙安が上がっている。上記と同じ2勝差だが、関脇の星数が影響するのだろうか。

 これに倣って今回も成績優先で若元春が東と見る。

 

2 三役昇進

隆の勝はまたもや貧乏神か

 隆の勝は名古屋でも6枚目12勝と活躍したが筆頭止まり。今場所も6枚目11勝ながら、2枚目10勝若隆景、3枚目阿炎11勝に空き枠は埋められており、いわゆる「貧乏神」前頭筆頭止まりが濃厚だ。

 

 

3 4枚目〜6枚目の空洞

上がり優先か下り優先か

 平幕の昇降を予想していると、大体どこかに偏りが出て番付が詰まり、一方で誰も収まらないエアポケットができるもの。今回は、平幕上位は適度に詰まっているが、その下の4〜6枚目にピタッと来る力士がいない。その下となると、小幅の勝ち越し・負け越し力士が連なっていて混雑している。

 穴を埋める選択肢としては、上位で大負けした力士の降下を僅かにするか、中下位の8勝程度を大きく上げるか、もっと下位の大勝ちを10枚ほど上げるか。

 かつては8勝でも空きさえあればどーんと上げていたが、近年はよほどでなければそんな上げ方はせず、本来大きく落ちる力士を留めることが多い。4勝11敗で3枚しか落ちなかったり、5勝10敗で2枚というケースもチラホラ。

 なので今回は5勝の宇良を2枚、4勝の平戸海を4枚降下に留めた。高安ら8勝勢は3枚程度の上昇に留めて、空白を埋めることにした。14枚目11勝の千代翔馬を9枚上昇と抜擢したのが当たるかどうか。

 僅かに下の4枚目の東西も4勝11敗だが、ここは団子状態の6−10枚目に割込み難く、その下。8枚くらい落としたかったが、上との均衡を考えて7枚降下に。尊富士ら勝越し力士の上昇を抑えた。

 

4   幕内昇進

下5枚で負越7か、上4枚で勝越5か

 4人の入れ替えは成績的にも自然で、問題は5人目。下5枚で4勝の佐田の海と、4枚目10勝の玉正鳳。いくら降下に甘いと言っても、これは玉正鳳が優位か。それ以上の降格候補はなし。